アコギのライン音を考えた時、必ずと言っていいほど必要になるのがリバーブ等の“空間系エフェクト”って言われるものですね。
 AG/STOMPを使ってた時代は、AG/STOMP自体にリバーブ・コーラス・ディレイが入ってたんでそれ以上特に必要とは思わなかったんですが、今現在、世に出回ってるアコギ用プリアンプには日本メーカー製の一部を除いて空間系のエフェクトは入っていないのが常識なようです。 自分で探して気に入ったのを使えって事なんでしょうか?(笑)
 そこで、リバーブ・コーラス・ディレイ…と別々にエフェクタ―を用意していったらエフェクトボードがあっという間に大きくなって元の木阿弥になってしまうんで、マルチで何とか使えんもんか?、と考えた訳です。 しかも“マルチ”でもなるべく小さいヤツを…って事で探してみたら、フロア型のデカいのはいくらでもあるんですが小さいのがなかなか無いですねぇ、できれば普通のストンプBOXくらいのが…なんて思ってたんですが…(苦笑)
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 そんな中、これはすでに生産完了品ですが、KORGのTONEWORKSシリーズの“411fx”という歪み系も含んだマルチタイプです。 なんと中古で¥4,000でお釣りが来ます!?
 ノーマルエフェクタ―1.5個分くらいという小ささの割に、そこそこ面白い音が入ってるんで使えそうかなって気がしてます。 こんなデモ動画見つけました、親切な動画でツマミの位置まで表示があります♪

 僕の好きな“いちむらまさきさん”もこれご愛用との事。 こんな動画も公開されてます(笑)
<追記10/8>
 取説よく読んだら、これってリバーブとモジュレーション系のエフェクトは同時使用できないって書いてあるんですよねェ、ちょっと別にリバーブを用意するのは省スペースにならないし…ダメかな?


 お次は“GOKKO AUDIO”(ごっこおーでぃおと読むのか?)という中国製メーカーのフロアタイプマルチです。 ここ数年で出て来た横長タイプですが、これは空間系だけなので割とコンパクトに出来てますねぇ(寸法:250mm x 82mm x 38mm) お~!、しかも新品でなんと¥5,000ちょっと!、ディレイ・コーラス・リバーブが入ってこのお値段、いい時代になりました。(笑)
 デモ動画があったんで貼っときます。 この元々のアコギ、テイラーかな?、いい音だな~(笑)

アマゾンのレビューとか見ると、ノイズが酷いとか書いてる人もいましたが、この動画見る限りそんな事ないような…(苦笑) でも流石にこの値段だと、フットスイッチに設定をメモリー&アサインってのは無理みたいですねぇ。
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 ググって見つけた取説がこれ、ほぼ何にも書いてないに等しいっ!(苦笑) 

<操作上の疑問>
➀TERBLE・BOOST(フットスイッチ一番右)って高音だけのブースト?、それとも音量もUPするの?
 →EQのTREBLEの他にこれがあるって事は突っ込んだ効果を期待しちゃうんですが、動画でこの
  スイッチを入れてる個所があるんですが、リバーブが一緒に掛かっててよくわかんない…(苦
  笑)
②DELAY・REVERB(フットスイッチ一番左)って
DELAYなの?REVERBなの?
 →ツマミを見ると“
DELAY・REVERB”ってのが1個しか無いんで、どっかに切換えあるのか?動
  画を見る限り不明…
③FEEDBACK CONTROL(フットスイッチ右から2番目)って要するにノッチフィルター?
 →右から3番目のツマミに“
FEEDBACK CONTROL”って書いてあるから、このツマミの設定周波
  数をカットするON/OFFフットスイッチ…と思えるけど?

 上の動画を見る限りじゃ、ツマミを弄る場面が殆ど無いんで以上の3点が不明。 取説にもこの辺りの事は書いてないんでサッパリ…、人柱になるしかないのかっ!
(苦笑)